ai-social-media-content
作成者 inferen-shTikTok、Instagram、YouTube、X 向けの、AI を活用したソーシャルメディア用コンテンツ生成スキルです。inference.sh CLI を使って、FLUX、Veo、Seedance、Wan、Kokoro TTS、Claude などのモデルから、各プラットフォーム向けの動画、Reels、Shorts、サムネイル、画像、キャプション、ハッシュタグを生成できます。
概要
ai-social-media-content とは?
ai-social-media-content は、inference.sh CLI 向けに作られたソーシャルメディア用コンテンツ生成ワークフローです。TikTok、Instagram、YouTube、Twitter/X など各プラットフォームに合わせた、AI 生成の動画、Reels、Shorts、画像、サムネイル、キャプション、ハッシュタグを作成できます。
このスキルは infsh コマンドラインツールを使って、以下のようなホスト済み AI モデルを呼び出します。
- Google Veo – TikTok や Reels スタイルの動画生成
- FLUX, Seedance, Wan – クリエイティブなビジュアル生成
- Kokoro TTS – ナレーションなどの AI 音声・オーディオコンテンツ
- Claude – フック、キャプション、説明文、ハッシュタグ案などのコピーライティング
ターミナルから inference.sh のアプリに対してプロンプトやパラメータを送るだけで、自前でモデル基盤を構築することなく、ソーシャル向けの素材を素早くテスト・制作できます。
このスキルは誰向け?
ai-social-media-content は、次のようなユーザーを想定しています。
- コンテンツクリエイターやインフルエンサー – TikTok、Instagram Reels、YouTube Shorts 向けに、アイデア出しと素材生成をスピードアップしたい人
- ソーシャルメディア担当者 – 複数チャネルのコンテンツカレンダーを運用し、フォーマットやアスペクト比を統一したい人
- ブランド・代理店 – UGC 風コンテンツやキャンペーン、A/B テストを、再現性のあるスクリプト化されたワークフローで回したい組織
- 開発者やグロースチーム – CLI ファーストな環境を好み、AI コンテンツ生成をスクリプトや自動化に組み込みたいチーム
Bash コマンドを実行するのに慣れている、あるいはすでに inference.sh を使っている場合、このスキルを導入することで、ソーシャル向けコンテンツ生成のためのキュレーション済み・プラットフォーム対応セットアップをすぐに利用できます。
ai-social-media-content が解決する課題
このスキルは、ソーシャルメディア制作でよくある実務課題にフォーカスしています。
- プラットフォームごとのフォーマットの違いがわかりづらい – TikTok、Instagram Reels/フィード、YouTube Shorts/サムネイル向けの推奨アスペクト比・尺・解像度の参考情報
- 素材制作に時間がかかる – プロンプトからショート動画、サムネイル、画像を素早く生成
- フックやキャプションのクオリティが安定しない – inference.sh の AI コピーライティングで、プラットフォーム別のキャプションやハッシュタグセットを下書き
- 場当たり的で再現性のない作業フロー – ばらばらのオンラインツールから、バージョン管理・スケジューリング・自動化しやすい CLI コマンド中心の運用へ移行
特に縦型ショート動画まわりで、inference.sh を使った AI 補助のソーシャルコンテンツ制作を標準化・パターン化したいケースに適しています。
向いていないケース
ai-social-media-content が最適でない場合もあります。
- ノーコードの GUI が必須な場合: このスキルは
infshCLI と Bash を前提としており、ドラッグ&ドロップの Web エディタは提供しません。 - 高度な動画編集(タイムライン編集やコンポジット)が必要な場合: モデルベースの生成に特化しており、本格的な NLE 編集機能はカバーしません。
- inference.sh を使えない/使いたくない場合: ワークフロー中のコマンドは inference.sh の環境に依存しています。
ターミナルを触らず、簡単なキャプション案だけ欲しいのであれば、ブラウザベースのソーシャルメディアツールのほうが適していることもあります。
使い方
1. インストールと前提条件
ai-social-media-content は inferen-sh/skills リポジトリ内のスキルとして配布されており、事前に inference.sh CLI のインストールが必要です。
ステップ 1 – inference.sh CLI をインストール
このスキルを利用するには、infsh CLI をセットアップする必要があります。まずはリポジトリにある公式インストール手順を参照します。
# skills リポジトリから CLI のインストール手順を参照
curl -s https://raw.githubusercontent.com/inference-sh/skills/refs/heads/main/cli-install.md | less
ここに記載されている手順に従って infsh をインストール・設定し、必要な認証や API キーもセットアップしてください。
ステップ 2 – inference.sh にログイン
インストールが完了したら、ターミナルからログインします。
infsh login
これでローカルの CLI と inference.sh アカウントが接続され、google/veo-3-1-fast などのアプリを使って動画生成が行えるようになります。
ステップ 3 – ai-social-media-content スキルを追加
Agent もしくは skills が有効化された環境から、共有リポジトリにあるスキルを追加します。
npx skills add https://github.com/inferen-sh/skills --skill ai-social-media-content
インストール後は、スキル配下の SKILL.md と関連ガイドファイルを開き、具体的なパターンやコマンド例を確認してください。
2. 初回実行: TikTok 風の縦型動画を生成する
このスキルの Quick Start では、Google Veo と infsh を使って、縦型の TikTok 風動画を生成する手順を紹介しています。
infsh app run google/veo-3-1-fast --input '{
"prompt": "POV walking through a neon-lit Tokyo street at night, vertical format 9:16, cinematic"
}'
ポイント:
google/veo-3-1-fastは inference.sh 経由で呼び出すアプリ名です。--inputには文字列として JSON ペイロードを渡します。最低限、生成したい映像を説明するpromptを指定します。- プロンプト内にスタイルやフォーマットのヒント(例: "vertical format 9:16, cinematic")を書き込むことで、ショート動画向けの出力を狙いやすくなります。
プロンプトは自分のジャンルに合わせて自由に調整できます。例:
- プロダクト紹介動画
- インフルエンサーの Day-in-the-life 風 POV
- イベントレポートや旅行ダイジェスト
3. プラットフォーム別フォーマットガイドを活用する
このスキルのドキュメントには、代表的なプラットフォームのスペック例が掲載されています。
- TikTok – 9:16 縦型、約 15〜60 秒、1080x1920
- Instagram Reels – 9:16 縦型、約 15〜90 秒、1080x1920
- Instagram フィード – 1:1 または 4:5、1080x1080 など
- YouTube Shorts – 9:16 縦型、60 秒未満、1080x1920
- YouTube サムネイル – 16:9 横型
これらを infsh でモデルを呼ぶ際のプロンプト・パラメータ指定のヒントとして利用できます。
- TikTok/Reels/Shorts 向けには 9:16 vertical などと明示する
- 静止画では 16:9 thumbnail や "YouTube thumbnail" と指定する
こうした情報を含めることで、ターゲットにしているプラットフォームに合わせたアセットを AI に生成させやすくなります。
4. 画像・サムネイル・コピー制作まで広げる
Quick Start では TikTok 風動画を例にしていますが、このスキルは FLUX、Seedance、Wan、Kokoro TTS、Claude など inference.sh 上の各種モデルを組み合わせた、より広いコンテンツワークフローを想定しています。
典型的な拡張例:
- 画像・サムネイル生成 –
infsh app run ...で画像生成アプリを呼び、プロンプトに "YouTube thumbnail" や "Instagram post" の条件を盛り込む。 - ボイスオーバー・音声生成 –
infsh経由で Kokoro TTS などの TTS アプリを使い、AI 動画に重ねるナレーションを生成する。 - キャプション・フック・ハッシュタグ – inference.sh 上のコピーライティングモデル(例: Claude)にテキストプロンプトを送り、以下を生成する。
- Reels / Shorts 最初の 2 秒向けの短いフック
- プラットフォーム別のキャプションや説明文
- TikTok、Instagram、YouTube 向けにチューニングしたハッシュタグセット
いずれも基本パターンは同じで、「アプリを選ぶ → 構造化された入力を渡す → プロンプトを反復改善する」という CLI ワークフローで回せます。
5. リポジトリ内で見るべき場所
スキルをインストールしたら、リポジトリのファイル構成を確認して、ワークフローの全体像を把握しましょう。
SKILL.md– ai-social-media-content の概要と想定ユースケースをまとめたメインドキュメントguides/social/ai-social-media-content(チェックアウト環境に存在する場合) – ソーシャル向けワークフローに関する補足ガイド、ルール、例など
これらをベースにしながら、自分用の Bash スクリプトを組んだり、既存のコンテンツ制作ツールと組み合わせたりしてください。
6. 自分の環境にワークフローを合わせる
このリポジトリは、すぐにそのまま使える完成アプリというより「出発点」として提供されています。実運用で使う場合は次のような工夫が推奨されます。
infshコマンドを自分の命名規則やコンテンツカレンダーに合わせた Bash スクリプト にラップする。- プラットフォームやコンテンツタイプ(例: プロダクトローンチ、チュートリアル、舞台裏コンテンツ)ごとの プロンプトテンプレート を保存しておく。
- 生成したアセットを自動でアップロード・整理できるよう、ファイルストレージや CI と連携する。
チームのワークフロー、レビュー体制、ブランドセーフティなど、自分たちの制約に合わせてガイドやサンプルをカスタマイズし、そのまま丸コピーするのではなく、自社向けに最適化して使うのがおすすめです。
FAQ
ai-social-media-content のインストール方法は?
inferen-sh/skillsリポジトリ内のcli-install.mdに従って、inference.sh CLI をインストール・設定します。- 次のコマンドでログインします。
infsh login
- Agent 環境にスキルを追加します。
npx skills add https://github.com/inference-sh/skills --skill ai-social-media-content
- スキルディレクトリ内の
SKILL.mdを開き、最新の利用方法や注意点を確認します。
このスキルを使うには inference.sh CLI が必須ですか?
はい。ai-social-media-content は infsh CLI を前提として設計されています。Quick Start やサンプルコマンドも、inference.sh がインストールされており、ターミナルから infsh app run ... を実行できることを想定しています。
ai-social-media-content はどのソーシャルメディアに対応していますか?
このスキルは主に次のプラットフォームを想定しています。
- TikTok の縦型ショート動画
- Instagram Reels とフィード投稿
- YouTube Shorts と動画サムネイル
- Twitter/X の投稿および関連コンテンツ
ドキュメント内のフォーマットガイドを活用することで、これらの配信先に最適化されたアセットを生成しやすくなります。
ai-social-media-content で生成できるコンテンツの種類は?
このスキルから参照される inference.sh のモデルを使うことで、次のようなコンテンツを生成できます。
- TikTok、Reels、Shorts 向けのショート 動画
- YouTube や Instagram 用の 画像 および サムネイル
- AI コピーライティングによる キャプション、フック、ハッシュタグ
- ナレーションやボイスオーバー用の 音声(Audio/voice)(TTS モデルを利用)
実際の機能は、infsh app run で呼び出すアプリによって変わります(例: 動画は Veo、画像やテキストは別モデル、など)。
ai-social-media-content は非エンジニアにも向いていますか?
このスキルはターミナル中心で、Bash コマンドを実行できることを前提にしています。非テクニカルなメンバーでも、開発者やテクニカルメンバーがスクリプトや簡易コマンドラッパーを用意すれば利用可能です。完全な GUI やドラッグ&ドロップ編集を求める場合は、専用のソーシャルメディアデザインツールの方が使いやすいでしょう。
ai-social-media-content を自動化ワークフローに組み込めますか?
はい。すべて infsh と Bash で動作するため、次のような自動化に組み込みやすくなっています。
- cron や CI から生成ジョブをスケジューリング
- 1 本のスクリプトで、動画・サムネイル・キャプションをまとめて生成
- プロンプトやパラメータプリセットをバージョン管理にコミット
リポジトリはあくまでパターンや雛形を提供するもので、どこまで自動化に組み込むかは自分たち次第です。
追加のサンプルや最新情報はどこで確認できますか?
inferen-sh/skills リポジトリ内の ai-social-media-content セクションを確認してください。
SKILL.mdで公式の説明と Quick Start をチェックguides/social/ai-social-media-content以下に追加ガイドがあれば、そちらも参照
新しいモデルやアプリ、ソーシャル向けワークフローの拡張情報については、GitHub 上の inferen-sh/skills リポジトリをウォッチしておくとキャッチアップしやすくなります。
