app-store-screenshots
作成者 inferen-shinference.sh CLI を使って、ブランドに沿った App Store / Google Play 向けスクリーンショットを、正しいデバイスサイズ・レイアウト・プレビュー構成で生成します。ASO、マーケティングクリエイティブ、iOS / Android のストア掲載ギャラリーに最適です。
概要
このスキルでできること
app-store-screenshots スキルは、infsh (inference.sh) CLI を使って、Apple App Store や Google Play Store 向けのスクリーンショットやプレビューシーンを設計・生成するように AI エージェントを誘導します。
このスキルの主な役割は次のとおりです。
- iOS / Android 向けのマーケティング用デバイスモックアップを生成する
- 各公式プラットフォームの推奨サイズ・デバイス種別を守る
- ASO やストア掲載更新に使える一貫したギャラリーを作る
- 後からデザインツールでレイアウト調整・ブラッシュアップしやすいビジュアルを用意する
複雑な仕様やプロンプト設計を手作業で管理するのではなく、このスキルに任せて、エージェントがプロンプト案を出し、infsh のモデルを呼び出し、アプリストア掲載向けの画像を反復生成できるようにします。
想定ユーザー
このスキルが特にフィットするのは、次のような方です。
- フルタイムのデザインチームがいなくても、仕様に合ったスクリーンショットを素早く作りたい モバイルアプリ開発者
- 新規リリースやテストに向けてストアアセットを準備する マーケター / ASO 担当者
- デバイスモックアップやヒーローシーンの AI 生成たたき台 が欲しい デザイナー
- 手作業のデザイン工数を抑えつつ、ストア掲載を整えたい ファウンダー / 個人開発者
基本的な CLI コマンドの実行や、普段のデザイン / ビルドパイプラインの中で画像アセットを扱うことに慣れていることを前提としています。
解決できる課題
app-store-screenshots を使うと、エージェントは次のようなことを支援できます。
- iOS / Android スクリーンショットサイズ の試行錯誤を減らす
- アプリの特徴を分かりやすく見せる デバイスモックアップシーン を素早く作る
- App Store / Google Play の要件に合わせた 統一感のあるギャラリー を構成する
- 後から動画やアニメーションに切り出せるような プレビュー風ビジュアル を生成する
なお、このスキルはストアへのアセットアップロードや公式の申請プロセスを代替するものではありません。あくまで 画像生成とレイアウト指針 に特化しており、ストア操作の自動化は対象外です。
向いていないケース
次のような場合、このスキルは必ずしも最適とは限りません。
- CLI ツール のインストールや利用をしたくない
- すでに完成度の高いスクリーンショット一式があり、必要なのは軽微な画像修正だけ
- ストアへの自動公開、メタデータ管理、価格設定 などを自動化したい(これらはスコープ外)
主な目的が、アプリのストア掲載向けの クリエイティブな画像生成とリサイズ であれば、app-store-screenshots は非常に噛み合います。
使い方
1. インストールとセットアップ
スキルに対応したエージェント環境で app-store-screenshots を使うには、inferen-sh/skills リポジトリからスキルを追加します。
npx skills add https://github.com/inferen-sh/skills --skill app-store-screenshots
これにより、スキルのガイドとプロンプトがエージェントから利用可能になり、次のようなことができるようになります。
- App Store / Google Play のスクリーンショット仕様を参照する
infshを使った画像生成のプロンプトやパラメータを提案する- ギャラリーの構成や順番の案を出す
スキル自体はメタデータとガイドラインであり、実際の画像生成は inference.sh CLI に依存します。
inference.sh CLI のインストール
このスキルの前提となるのは infsh CLI です。公式リポジトリのインストール手順に従ってセットアップしてください。
- CLI インストール手順:
https://raw.githubusercontent.com/inference-sh/skills/refs/heads/main/cli-install.md
インストール後、ログインします。
infsh login
スクリーンショット生成をエージェントに依頼する前に、infsh コマンドがシェルで問題なく使えることを確認してください。
2. infsh を使った基本ワークフロー
デバイスモックアップシーンを生成する
infsh 経由でサポートされている画像モデルを使い、たとえば自社アプリの UI を表示した最新 iPhone のモックアップを生成します。
infsh app run falai/flux-dev-lora --input '{
"prompt": "iPhone 15 Pro showing a clean modern app interface with analytics dashboard, floating at slight angle, soft gradient background, professional product photography, subtle shadow, marketing mockup style",
"width": 1024,
"height": 1536
}'
app-store-screenshots スキルは、エージェントに次のような形で役立ちます。
- アプリカテゴリやブランドに合わせて
promptを調整する - 構図のディテール(角度、ライティング、背景スタイルなど)を提案する
- 望むマーケティングストーリーに合うまでシーンを反復改善する
生成した画像は Figma、Sketch、Photoshop などのツールや、ビルドスクリプトの中でエクスポート・加工して利用できます。
3. プラットフォーム仕様への対応
このスキルには、App Store / Google Play のスクリーンショット要件が組み込まれており、エージェントがそれらを意識するよう促します。
Apple App Store (iOS)
ガイドには主要デバイスの推奨サイズが含まれています。例:
- iPhone 6.7" (15 Pro Max) – 1290 × 2796(必須)
- iPhone 6.5" (11 Pro Max) – 1284 × 2778(必須)
- iPhone 5.5" (8 Plus) – 1242 × 2208(任意)
- iPad Pro 12.9" (6th gen) – 2048 × 2732(iPad 対応アプリの場合)
- iPad Pro 11" – 1668 × 2388(iPad 対応アプリの場合)
スキルはエージェントに対して、たとえば次のような判断を促します。
- 必須の各サイズごとに、何枚のスクリーンショットを用意するか計画する
- サイズが違っても構図の一貫性を保つ
- App Store 上の表示サイズでも読みやすいテキストオーバーレイを提案する
最終的な書き出しや App Store Connect へのアップロードは、ユーザー自身が行う必要があります。
Google Play Store (Android)
上流ガイドでは Android / Google Play の要件についてもカバーしています。これによりエージェントは次のことができます。
- Play Console のガイドラインに沿ったサイズを提案する
- iOS 向けの構図コンセプトを、Android に適したレイアウトに落とし込む
- プラットフォームをまたいでブランドトーンを統一する
特に、ひとつの キャンペーンコンセプト を iOS / Android の両方で展開したいが、スクリーンショットをゼロから別々に考え直したくない場合に有効です。
4. マーケティング / ビルドワークフローへの統合
マーケティング / ASO チーム向け
- 新機能リリースの計画 段階でこのスキルを使い、新しいギャラリー案を素早くプロトタイプする
- エージェントに依頼して、ストアでの A/B テスト 用バリエーションを作る
- プロンプトを少し変えるだけで、シーズナルキャンペーン(例:ホリデー、Back-to-school)用のテーマ別セットを生成する
開発者 / CI/CD ワークフロー向け
環境が CLI 呼び出しを自動化できる場合、次のようなことも可能です。
- リリース前にスクリーンショットを生成・更新する
infsh実行スクリプトを用意する - 生成した画像をリポジトリやアセットパイプラインに保存する
- エージェントに プロンプトテンプレート を提案させ、それをコミットして再利用する
このスキル自体は CI スクリプトを定義しませんが、示されるガイドやプロンプトを、自分のワークフローに組み込むことができます。
5. 参考にすべきファイルとドキュメント
inferen-sh/skills リポジトリでは、特に次のファイルを確認してください。
guides/design/app-store-screenshots/SKILL.md– スキルの概要、制約事項、クイックスタートguides/design/以下の関連デザインガイド – 画像生成やストア向けアセットの文脈を補足
これらを読んでおくことで、アプリストア向けビジュアルを生成するときに、このスキルがエージェントにどう振る舞うことを期待しているかを理解できます。
FAQ
app-store-screenshots はデザインツールなのか、それともガイドなのか?
app-store-screenshots は スキル定義とガイド であり、単体で動くデザインアプリではありません。AI エージェントに対して、次のようなことを教える役割を持ちます。
- アプリストアの画像仕様を守ること
infshモデルを正しく活用すること- マーケティング目的に沿ってプロンプトやギャラリー構成を組み立てること
実際の画像は、スキルではなく inference.sh CLI とその背後のモデル によって生成されます。
このスキルを使うのに inference.sh CLI は必須ですか?
はい。上流ガイドでは infsh CLI の利用が前提とされています。app-store-screenshots スキルは、エージェントが infsh コマンドを呼び出せることを想定して設計されています。
- 認証(
infsh login) - モデルの実行(例:
infsh app run falai/flux-dev-lora)
CLI が利用できない環境でも、仕様や戦略についてエージェントと議論することは可能ですが、その場で画像を直接生成することはできません。
このスキルで App Store / Google Play にスクリーンショットをアップロードできますか?
いいえ。app-store-screenshots は 画像生成とレイアウト指針 に特化しています。ユーザーが自分で行う必要がある作業は次のとおりです。
- 生成した画像のエクスポート / ダウンロード
- 必要なメタデータの準備
- App Store Connect や Google Play Console を通じたスクリーンショットやプレビューアセットのアップロード
app-store-screenshots を使えばストア審査の承認は保証されますか?
いいえ。このスキルは 推奨されるサイズやビジュアル上のベストプラクティス に合わせる手助けをしますが、
- プラットフォームのガイドラインは変更される可能性がある
- 審査結果はコンテンツやコンプライアンスなど、他の要因にも左右される
といった理由から、承認を保証するものではありません。提出前には、必ず最新の Apple / Google の公式ドキュメントを確認してください。
生成画像に自分のアプリ UI を使えますか?
はい。ガイドの例では汎用的な analytics ダッシュボード UI を使っていますが、実際には次のような使い方が可能です。
- 自分のアプリ UI に近い内容をプロンプトで詳しく説明する
- AI が生成した背景やデバイスモックアップに、実際のアプリのスクリーンショットをデザインツールで合成する
このスキルは、AI から得た画像を マーケティング向けモックアップや土台 として活用し、最終的には実際のプロダクトをきちんと見せることを推奨しています。
このスキルは SNS 向けクリエイティブにも使えますか?
このスキルは本来 アプリストア用スクリーンショット を対象としていますが、同じプロンプトやモックアップシーンは次のような用途にも流用しやすいです。
- 新バージョンリリースを告知する SNS 投稿
- アプリの UI を見せる有料広告バナー
- ランディングページのヒーローイメージ
主な用途が汎用的な SNS クリエイティブであれば、app-store-screenshots に加えて、より広範な画像生成スキルの併用を検討してもよいでしょう。
単純なリサイズやトリミングだけが必要な場合にも向いていますか?
すでにデザイン済みのスクリーンショットがあり、必要なのが リサイズ・トリミング・形式変換 などの基本的な編集だけであれば、app-store-screenshots は少しオーバースペックかもしれません。このスキルが真価を発揮するのは、次のようなケースです。
- 新しい AI 補助モックアップを作りたい
- コンセプト作りやギャラリー構成を検討したい
- アプリストア向けのマーケティングビジュアルを素早く反復したい
単純なリサイズ用途であれば、一般的な画像編集ツールや自動化スクリプトのほうがシンプルで効率的です。
